シミ治療の種類について解説します

シミ治療の種類について解説します

初めまして。銀座駅から徒歩5分。開院16年目の老舗美容クリニックのメディエス銀座クリニックです。

最近はコロナの影響で日々マスクをつける生活になり、今まで疎遠気味だったシミやホクロの治療をする方が増えてきました。
シミの治療と聞くと『テープを貼らないといけない』『紫外線対策をしっかりしないといけない』など、なんだか大変そう……と気負ってしまう人も多いかも知れません。
『シミを取る』とひとことに言っても多くのレーザーや方法があり、自分はどれを受ければいいのか困惑している方も多いと思います。

メディエス銀座クリニックでは主に『レーザーフェイシャル』『レーザーフェイシャル特別照射』『QスイッチYAGレーザー』『CO2レーザー』と4種類の方法を使い分けながらシミの治療をしています。

顔や身体からシミが消えるとお化粧も楽になりますし、見た目の印象も明るくなるため大変おすすめです。

気になるシミがある方は一度、治療を検討してみてはいかがでしょうか?

今回はシミ治療についてまとめていきます。
これからシミ治療をしようと考えている方の参考になれば幸いです。

レーザー治療ができるのは美容皮膚科だけ!エステサロンとの違いは?

いざ、シミ治療をしようと決意し、色々調べていくと美容皮膚科とエステでのシミ治療では何が違うのか?と疑問に思う方も多いと思います。美容皮膚科と、エステサロンでは治療方法が異なります。

エステサロンでは国家資格者の在籍はないため、医療レーザーの使用は法律で禁止されています。
また、サロン機器も皮膚の表層部にはエネルギーを入れることができますが、皮膚の深部までエネルギーを加えることは法律で禁止されています。
シミが濃く、表層に多くのメラニン色素がある場合であればエステの機器でも反応し、シミに効果を発揮する場合もありますが、強いエネルギーを皮膚に当てて、もし火傷等のトラブルになった場合、医師がいないため適切な処置ができません。
そのため踏み込んだ強さでの施術は行わないサロンがほとんどです。
顔色のトーンアップや、くすみの施術であればエステサロンのリラクゼーション効果もあり良いかも知れません。

美容クリニックでの治療は医師の指示のもと医療従事者の看護師、治療によっては医師が行います。
そのため医療レーザーを使用し、シミに対して適切なアプローチができます。
美容医療レーザーは主に皮膚の中のお水(ヒアルロン酸やコラーゲンなど)に反応するレーザーと、皮膚の中の色(メラニン色素つまり黒い色)に反応するレーザーに分かれます。
シミに対しては取りたいシミの状態にもよりますが、主にメラニン色素にエネルギーが集中するタイプのレーザーを使用します。
美容クリニックでのシミの治療はシミの状態に合わせた適切な治療を受けることが可能です。

シミの治療方法にはどのような方法があるの?

各美容クリニックによって様々な治療法がありますが、メディエス銀座クリニックでは4つの治療法を採用しています。

・QスイッチYAGレーザー
・レーザーフェイシャル
・レーザーフェイシャル特別照射
・CO2レーザー

になります。

QスイッチYAGレーザー

一般的にシミレーザーと呼ばれるレーザーはこのQスイッチYAGレーザーを使用している場合が多いです。
照射希望部位のシミにレーザーを照射し、照射後は10日間テープを貼って頂きます。
この『テープを貼らなければならない』というのがこのレーザーの特徴でもあります。
QスイッチYAGレーザーは比較的浅い層のメラニン色素に強く反応させることができるため、メリットとしては1度の照射で効果を実感することができます。
デメリットとしては照射したシミの部分がカサブタになるため、普段の洗顔などで摩擦がかかってしまうと色素沈着になってしまう可能性が高くなってしまいます。そのため、10日間は必ずテープを貼って過ごして頂いております。
また、他のシミ治療レーザーに比べ1回の治療効果が高い分、リスクも高い治療です。
例えば、手に傷がついてしまった場合、その傷にカサブタができて、そのカサブタが剥げたら傷が赤くなっていて。その赤みが徐々に時間経過とともに肌色に馴染んで治癒していく経過を辿ると思いますが、QスイッチYAGレーザーの照射箇所も同じような治癒経過をたどります。
擦り傷でもすぐに赤みも消えて元通りになる傷もあれば、赤みが長く残る傷もあると思います。
まさにシミ治療をした箇所の治療経過も同様です。
QスイッチYAGレーザーは1度にかかるエネルギーが強い分、強い効果を発揮しますがその分、皮膚の表面に擦り傷ができたような状態になります。
そのためリスクとしては赤みが数ヶ月残る可能性があります。

そのためテープの保護が非常に重要になります。身体についてしまった傷も絆創膏などを貼って、傷を保護しておいた方が予後がいいことが多いと思います。
QスイッチYAGレーザーはテープを貼って10日間過ごすことに抵抗のない方であれば効果は非常に高くおすすめの治療です。

レーザーフェイシャル

レーザーフェイシャルはアレキサンドライトレーザーを使用したシミの治療になります。
アレキサンドライトレーザーを顔全体に照射し、顔全体のシミやくすみにアプローチします。
アレキサンドライトレーザーもQスイッチYAGレーザーと同様、メラニン色素に反応しますがQスイッチYAGレーザーよりも皮膚の中の深い層にエネルギーを集中させるレーザーです。
そのため、QスイッチYAGレーザーのように1度で最大限の効果を発揮させるものではなく、回数をかけて徐々にシミを薄くしていきます。
メリットとしてはテープ保護の必要ないため周囲にバレずに少しずつシミの治療ができることと、顔全体に照射が可能なところです。また、顔の脱毛効果も高い治療になります。
デメリットとしてはやはり1度で効果を実感するものではなく回数がかかるため1ヶ月に1度の通院を要することです。

レーザーフェイシャル特別照射

レーザーフェイシャル特別照射はメディエス銀座クリニックで行うシミ治療の中でスタッフが1番おすすめする治療法です。
まずはお顔全体にレーザーフェイシャルをした後に、レーザーフェイシャルの倍の出力でお顔全体の気になるシミやホクロを個数無制限で重ね打ちしていくという治療法です。
治療効果も高く、テープを貼る必要もないためおすすめです。
メリットはお顔全体のシミやホクロに照射が可能なこと、高い脱毛効果があること、テープを貼ることなく高い治療効果を発揮できることです。
デメリットはレーザーフェイシャルと同様、通院が必要になることです。
通院は必要にはなりますが、周囲にバレずに少しずつ確実に綺麗になっていくため男性にも非常に人気の治療です。

CO2レーザー

シミ自体に厚みや膨らみがある場合、色に反応するタイプのレーザーではシミを綺麗に取りきれない可能性があります。
その場合はCO2レーザーを使用し、シミを削って除去します。
CO2レーザーを使用した場合もQスイッチYAGレーザー同様、10日間のテープの貼付が必要となります。

 

このようにシミとひとことに言ってもシミの深さや個数、大きさなどによって治療法は様々です。
メディエス銀座クリニックではこのようなに4つの方法を使い分けながらお客様に合ったシミ治療をご提案しております。

 

シミの予防法をご紹介

シミはなぜできてしまうのでしょうか?
シミは皮膚の中にあるメラノサイトという細胞が肌を守ろうとしてメラニンを排出することでできてしまいます。
メラノサイトの数自体は黒色人種と呼ばれる方も黄色人種と呼ばれる方も数にはそこまで差はないと言われています。
数に差はないのですが、メラノサイトがどれだけ活性化しているかどうかで肌の色に違いが出ています。
なので、シミができるという方はある程度「シミができやすい体質・メラノサイトが活性化している」という原因もあります。
しかし、シミができる80%の原因は紫外線と言われています。
そのため、シミの治療をしても紫外線防御を常日頃から行わなければ、またシミに悩むハメになってしまいます。

・外出する際は日焼け止めを塗る
・日傘をさす
などして普段から日焼けをしないようにすることがとても重要です。

シミの原因となる紫外線は主に2種類あり、『A波』と『B波』と呼ばれています。
B波は夏場の紫外線が強い季節にたくさん放出されている波長が短い紫外線です。波長が短いため、すぐに皮膚が赤くなったり、黒く焼けたりします。
ゴルフなどのレジャーで日焼けをしてしまう原因は主にB波と言われています。
A波は実は1年中あまり変わらない強さで常に地球に降り注いでいます。
A波は波長が長く皮膚の深部にまで到達するためじわじわとメラノサイトを刺激します。
シミの原因はこのA波が強く関わっています。
この話を聞けばいつ紫外線対策をすればいいのかご理解いただけましたでしょうか?

そうです、夏場だけでなく1年中です。
なのでシミに悩まれている方は、夏場だけの紫外線防御だけでなく1年中紫外線防御をする必要があります。

シミに悩まれている方は日焼け止めを塗ることを習慣化しましょう。
外を歩く際はなるべく日陰を歩くよう心がけ、日傘を差しましょう。

今は『飲む日焼け止め』と言われるサプリメントも販売されています。
飲む日焼け止めは体内に紫外線A波が侵入した際に活性酵素を抑え炎症を抑えてくれる効果があります。
これさえ飲めば紫外線対策はばっちり!とお考えの方も多くいますが、あくまで紫外線A波に効果を発揮するもので紫外線B波には効果は弱いため、日焼け止めクリームは必ず塗るようにしましょう。

このように常日頃からシミができないように生活習慣を見直す必要があります。
シミの治療をお考えに方はこの機会に紫外線対策をしっかりするよう心がけましょう。

日焼け止めを選ぶ基準は?

では日焼け止めはどのようなものを選ぶとよいのでしょうか?

薬局などにいくと様々な日焼け止めクリームが販売されていて一体自分はどの日焼け止めを選べばいいのかわからなくなりますよね。

日焼け止めを購入する際に確認して頂きたい項目は『SPF』と『+の数字』です。
SPFとは『1を15分と換算して紫外線を何分間阻止できるかの時間表記』です。
例えばSPF20であれば『15分間×20=300分間紫外線を防ぐ』という意味になります。
+は『多ければ多いほど紫外線防御機能が高い』ことを意味します。
日焼け止めは主に紫外線B波のお肌への侵入を阻止するものなので、夏場の紫外線が強い季節はSPFも+も大きめの日焼け止めを選択し、冬場など紫外線B波が少ない季節は比較的SPFも+も少ないものを選択しお肌に優しいものを選ぶといったように年間で使い分けると良いと思います。

SPFや+の数字が大きければ大きいほどお肌への負担が強い商品が多いです。
色々試してご自身に合った日焼け止めを探すと良いでしょう。
メディエス銀座クリニックにもスタッフおすすめの日焼け止めの販売もございます。

ぜひお問合せください。

シミ取りレーザー治療をお考えの方はメディエススキンクリニックへご相談ください

シミやくすみに悩んでいたけど相談できずに困ってはいませんか?

なんとなく治療に対して前向きになれなかったりする方もいるのではないでしょうか?

しかし、小さなシミでもつい気になってしまうものなので、人に会う時などやはり少し気を遣ってしまいます。
いざ治療を始めてきれいな肌にリフレッシュすることで、性格が明るくなったり、前向きに毎日を過ごせるようになったりする方も多くいらっしゃいます。

もちろん、不安を取り除き、アフターケアも万全に行いますので、患者さん一人ひとりの目指すところや考えを汲み取った治療が受けられます。小さな疑問や悩みでも気軽に問い合わせをしてみるとよいでしょう。メディエススキンクリニックではそれぞれが抱える問題に対して、適切な治療方法を提案できるようにしております。ぜひ、お気軽にご相談ください。

 

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chikaライター紹介
2010年 看護師免許取得救急救命外来、脳神経外科を主に経験
2015年 都内美容皮膚科看護師長
2017年〜現在までメディエス銀座クリニック看護師長として勤務
美容皮膚科治療を中心にメンズ脱毛業務も担当
脱毛カウンセリング実績2000件以上
脱毛施術実績3000件以上
現場経験からお客様に有益な情報を発信したいという想いから脱毛コラムを発信
<取得資格>
ACLSプロバイダー
エンビロンプライマリーディプロマ
日本化粧品検定 コスメコンシェルジ