日焼けをしていると髭脱毛はできない?できない理由や対処法を紹介

日焼けをしていると髭脱毛はできない?できない理由や対処法を紹介

日焼けをしていると脱毛ができないという話は、メンズ脱毛を検討している男性なら1度は聞いたことがあるのではないでしょうか。この話は本当で、日焼けをしていると脱毛ができない場合があります。本記事では髭脱毛について、日焼けをしていると脱毛ができない理由や、脱毛前に日焼けをしてしまったときの対処法などを紹介します。

 

日焼けしていると髭脱毛はできない?

髭脱毛をしたい男性は、日焼けをしていると基本的に脱毛が受けられません。その理由は、日焼けした肌に施術を行うとさまざまなデメリットが発生するためです。

 

詳しく理由を説明するために、まず脱毛のメカニズムについて解説します。そもそも脱毛は脱毛器のレーザーや光を照射して、毛に含まれるメラニン色素と反応させて熱を発生させます。この熱が毛根の細胞を壊すことで脱毛が行えるのです。

ここで鍵となるメラニン色素とは何かというと、私たちの体を色付ける色素を指します。メラニン色素は体毛だけでなく皮膚にも含まれ、量が多いほど黒に近い色になります。日焼けした肌が黒くなるのは、皮膚内のメラニン色素が多くなるためです。

日焼けをして皮膚内のメラニン色素が多い状態で脱毛を受けると、脱毛器のレーザーや光が髭だけでなく肌にも反応してしまいます。するとさまざまなデメリットが発生するため、日焼けをしていると髭脱毛ができなくなってしまうのです。

 

日焼けしていると髭脱毛ができない理由

日焼けをしていると基本的に髭脱毛はできません。では具体的に、日焼けをしている中で髭脱毛をするとどんなことが起こり、なぜ髭脱毛ができなくなるのでしょうか。以下では日焼けしていると髭脱毛ができない訳について、4つの理由を詳しく説明します。

 

日焼けしていると髭脱毛ができない理由

  • 脱毛効果が薄れる
  • 施術中の痛みが出やすい
  • 肌トラブルにつながる
  • 日焼け肌に対応したレーザー脱毛機もある

 

脱毛効果が薄れる

日焼けしている肌に髭脱毛を行うことができない理由は、脱毛効果が薄れるためです。脱毛器の光やレーザーは、人体に含まれる黒いメラニン色素に反応します。しかし肌が日焼けして黒くなっていると、髭の黒さではなく肌の黒さに反応してしまいます。

すると脱毛器の光やレーザーが毛に十分反応せず、その刺激が毛根まで到達しにくくなってしまいます。髭のメラニン色素に反応しないと、毛根の細胞を破壊するための熱も十分に発生しません。

このように、肌が日焼けしていると脱毛器の光やレーザーが髭に反応しづらく、脱毛に必要な熱エネルギーが十分に発生しません。そうして脱毛効果が薄れるため、日焼けしていると髭脱毛ができなくなってしまいます。

 

施術中の痛みが出やすい

日焼けしていると髭脱毛ができない理由には、施術中に痛みが出やすくなることも挙げられます。脱毛器の光やレーザーは、黒いメラニン色素に反応します。そのため日焼けをしていると、髭ではなく肌の黒さに反応してしまうのです。

脱毛器の光やレーザーが日焼けした肌のメラニン色素に反応すると、脱毛時と同じように熱を発生させます。すると施術中に痛みを感じやすくなり、場合によっては熱傷が引き起こされるおそれもあります。

このように肌が日焼けしていると脱毛器が反応して、痛みを感じやすくなったり火傷をしたりします。そのため、日焼けをしていると脱毛ができなくなります。

 

肌トラブルにつながる

日焼けしている肌に対して髭脱毛を行うと、肌トラブルが引き起こされる可能性が高くなります。日焼けすると肌が乾燥し、脱毛器の刺激をより大きく受けるため、肌トラブルが起こりやすくなるのです。

日焼けをして紫外線ダメージを受けると皮膚のバリア機能が低下して、肌が乾燥します。乾燥した肌は外的ダメージに弱くなり、少しの刺激で肌荒れやニキビなどを引き起こしてしまうのです。

そして脱毛では、光やレーザーで肌に刺激を与えます。日焼けした肌はより脱毛器が反応しやすく、また顔の皮膚は敏感なため、脱毛の際に受けるダメージは大きくなります。すると肌が炎症を起こすリスクが高まるため、日焼けすると髭脱毛ができなくなります。

 

日焼け肌に対応したレーザー脱毛機もある

日焼けをすると髭脱毛ができなくなりますが、中には日焼け肌に対応したレーザー脱毛機を導入している脱毛機関もあります。

特にヤグレーザーというレーザーを出せる脱毛器は、日焼けした肌にも対応可能です。ヤグレーザーは皮膚のメラニン色素に対して反応しづらい設計になっているため、日焼けした肌にも施術ができます。また波長が長いため、肌表面へ与える刺激が少ないまま脱毛が行なえます。

さらに最新のレーザー脱毛機の中には、施術を受ける人の肌の色に合わせて、レーザーの出力を調整できるものもあります。これらの機種は、日焼けした肌への負担を最小限に抑えつつ脱毛効果を発揮することが可能です。

 

どのくらいの日焼けであれば問題ない?

脱毛中の日焼けは基本的に避けるべきですが、程度によっては日焼けしていても髭脱毛ができます。髭脱毛ができる日焼けのレベルは、肌の色に変化がない軽度な日焼けです。

日焼けをした部位の脱毛が可能かどうか脱毛機関で判断するときは、スタッフによる目視や触診で行われます。肌の色・赤みの度合い・触れたときの温度などを基準にして、髭脱毛が可能かどうか判断します。

また脱毛機関によっては、脱毛できない日焼けのレベルを公式サイトで示している場合もあります。日焼けの判断目安を画像付きで説明しているので、自分の肌の色と比較できます。髭脱毛前に顔を日焼けしてしまい脱毛できるか気になる方は、1度自分が通う脱毛機関のホームページを見てみましょう。

 

脱毛後はいつまで日焼けに注意するべき?

脱毛前だけでなく、脱毛後も日焼けには注意すべきです。特に脱毛後2週間程度は、日焼けをしないようにしっかりと紫外線対策を行いましょう。また2週間経った後も過度な日焼けはしないように注意が必要です。

髭脱毛後の肌は敏感になっています。そこに紫外線ダメージを受けて日焼けをしてしまうと、赤み・炎症・色素沈着などの肌トラブルが発生しやすくなります。よって、脱毛後2週間は日焼けに注意する必要があります。

また、脱毛後も紫外線対策を怠ってはいけません。紫外線によるダメージは肌に蓄積され、数十年後にシミやそばかすとなって現れることがあります。髭脱毛できれいな肌を手に入れた後は、それをキープするためにも引き続き日焼けには注意しましょう。

 

髭脱毛の日焼け対策方法

髭脱毛を受けている期間中の日焼け対策は、紫外線のダメージから肌を守ることが大切です。以下では、髭脱毛の日焼け対策方法を3つ紹介します。

 

髭脱毛の日焼け対策方法

  • 日焼け止めを塗る
  • 帽子や日傘を活用する
  • 日焼けしにくい食事を心掛ける

 

日焼け止めを塗る

日焼け対策として最も一般的な方法は、日焼け止めを塗ることです。日焼け止めには、肌を紫外線から守り日焼けを防ぐ効果があります。

日焼け止めを塗る際には適量を使い、塗り残しのないように均等に塗ることが重要です。髭脱毛の際の日焼け予防として顔や首に塗る場合、直径1.5cmくらいの量が適切です。汗をかいた後は塗り直すことも必要です。

また日焼け止めを選ぶ際は、紫外線を対策できるレベルを見て選びましょう。日焼け止めの効果はSPFとPAという指標で表されます。SPFは、紫外線B波という肌が赤くなる日やけを防ぐ効果を表す指標で、1〜50+までの値があります。PAは、紫外線A波というシミやシワを発生させやすい紫外線を防ぐ効果を表す指標で、PA+〜PA++++までの4段階があります。

 

帽子や日傘を活用する

帽子や日傘を使い直射日光を避けることも、髭脱毛時の日焼け対策として有効です。帽子や日傘で直射日光を遮ることで、紫外線によるダメージを軽減でき、肌を保護することが可能です。

帽子や日傘を選ぶ際は、黒色でUVカット加工が施されているものがおすすめです。紫外線は明るい色ほど透過しやすく、暗い色ほど透過しにくいといわれています。黒色は紫外線をカットするので、特に日焼け対策に有効です。

このように、帽子や日傘は直接紫外線を防止できます。長時間外で過ごすことが予想される場合は、帽子や日傘を使うことをおすすめします。

 

日焼けしにくい食事を心掛ける

食生活を工夫することで、髭脱毛時の日焼け対策をすることもできます。日焼けによる紫外線ダメージを抑える食材を摂ることで、手軽な日焼け対策が可能です。

日焼けによる紫外線ダメージを抑える食材としては、ビタミンA・C・Eを含んだものがおすすめです。具体的には、ビタミンAは鶏肉・緑黄色野菜(人参・カボチャ・ホウレンソウなど)、ビタミンCはレモン・ピーマン・ブロッコリー、ビタミンEは卵・アーモンド・レバーなどがあります。

 

また、カロテノイドやポリフェノールを含んだ食材も日焼け予防に役立ちます。カロテノイドを含む食材は鮭・エビ・トマト、ポリフェノールを含む食材は緑茶・紅茶・大豆・生姜などがあります。

 

髭脱毛前に日焼けをしてしまった場合の対処法

髭脱毛前に日焼けをしてしまった場合の対処法としては、日焼けの程度によらずクリニックに相談することが第一です。日焼けがひどい場合は、肌の色が回復するまで待つ必要があります。

髭脱毛前に日焼けをしてしまった場合、まずは髭脱毛に通っているクリニックに相談しましょう。日焼けが軽度であれば施術を受けられる場合があります。施術が受けられないほど日焼けをしてしまった場合も同様に、クリニックの指示を仰ぎましょう。予約のキャンセルや、次の施術のスケジュールなどを相談する必要があります。

日焼けをしてしまい脱毛ができなかった場合、次の施術までには1ヵ月から3ヵ月の期間をおく必要があります。肌の色が変わってしまうほどの日焼けを自然回復させるには、2ヵ月から3ヵ月はかかります。重点的にケアを行い、回復を早めたとしても、最低1ヵ月は待つ必要があります。

 

髭脱毛は「春~夏」を避けて施術するのがおすすめ

髭脱毛は春~夏を避け、秋~冬に行うのがおすすめです。その理由は、紫外線量が少ない季節のほうが脱毛を受けやすいからです。

空から降り注ぐ紫外線の量は、季節ごとに変化します。基本的に春~夏は紫外線が多く、秋~冬は紫外線が少ないとされています。紫外線が少なければ日焼けをするリスクが低く、その分肌へ負担がかかるおそれも小さくなります。

このように秋~冬なら髭脱毛前後にトラブルが発生する可能性が低く、脱毛が始めやすいです。そのため、髭脱毛は春~夏を避けて秋~冬に行うのがおすすめです。

 

「メディエス銀座クリニック」の髭脱毛の特徴

日焼けを気にせず髭脱毛がしたい、日焼けをしてしまったけれど脱毛を受けたい、という男性には、メディエス銀座クリニックがおすすめです。メディエス銀座クリニックでは、日焼けした肌にも施術が可能な脱毛器を採用しています。皮膚の色には反応せず的確に毛だけを照射する設計になっているので、安心安全に脱毛が行えます。気になる方は、ぜひ1度メディエス銀座クリニックへご相談ください。

 

 

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ライター紹介
看護師S

免許取得後、都内総合病院 外科病棟配属
現在までにメディエス銀座クリニックに看護師として勤務
美容皮膚科治療を中心にメンズ脱毛業務を担当
脱毛カウンセリング実績 7,000件以上
脱毛施術件数 15,000件以上

現場経験からお客様に有益な情報を発信したいという思いから脱毛コラムを発信
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