髭脱毛は近年男性に人気の脱毛部位です。しかしチャレンジするにあたり、その痛みの強さについて気になる方も多いのではないでしょうか。そこで本記事では、髭脱毛の痛みについて詳しく解説します。特に痛みの強い部分や軽減方法についても紹介しているので、気になる方はぜひご覧ください。

 

髭脱毛は痛みを感じる？

髭脱毛は、メンズ脱毛の中でも特に痛みの強い部分といわれています。ただし感じる痛みの強さには個人差があり、施術で使う機器によっても違いが生じます。以下では、髭脱毛で感じる痛みの例や、施術機械による痛みの違いについて説明します。

個人差があるが多少の痛みは伴う

髭脱毛は、個人差があるものの多少の痛みを伴うことがあります。脱毛の際はレーザーや光線を照射するため、熱や熱さを感じることが多いです。以下に、髭脱毛の痛みの例を挙げます。

髭脱毛の痛みの例

• 軽いピリッとした痛み
• 針で刺されたような痛み
• 火傷をしたようなジリジリとした痛み

特に、髭が濃く毛の量が多い方は痛みを感じやすくなる傾向があります。

施術機械によっても痛みに差がある

施術に使う機械によっても、髭脱毛の痛みは異なります。以下に、医療脱毛・エステ脱毛（光脱毛）・ニードル脱毛の3種類の脱毛方法について、痛みの違い・脱毛の効果・平均施術回数をまとめました。

 

	医療脱毛	エステ脱毛（光脱毛）	ニードル脱毛
痛みの強さ	強い	弱い	かなり強い
脱毛の効果	永久脱毛	減毛・抑毛	永久脱毛
平均施術回数	5～6回	8～12回	3～8回

髭脱毛は痛みが強い方法から順に、ニードル脱毛＞医療脱毛＞エステ脱毛（光脱毛）となります。ニードル脱毛は鋭い痛み、医療脱毛は軽いピリッとした痛み、光脱毛は多少の熱さを感じます。

以下では、医療脱毛・エステ脱毛（光脱毛）・ニードル脱毛3つの脱毛方法について、さらに詳しく解説します。各脱毛方法のやり方・痛みの強さ・施術回数・範囲・予算など、ご自身のニーズに合わせて、適切な脱毛方法を選びましょう。

医療脱毛

医療脱毛とは、医療機関で専門の医師や看護師によって施術される脱毛方法です。医療脱毛にはさまざまな種類がありますが、中でも代表的なのが熱破壊式レーザー脱毛と蓄熱式レーザー脱毛です。

熱破壊式レーザー脱毛は、レーザーを毛根に当てて細胞を破壊する方法です。一方の蓄熱式レーザー脱毛は、毛根に熱を蓄積させ毛根を破壊する方法です。髭脱毛の場合は、熱破壊式レーザー脱毛がおすすめです。

熱破壊式レーザー脱毛は施術後に毛が再生することがなく、施術回数が少なく済みます。しかし、蓄熱式レーザー脱毛は施術後に毛が再生する可能性があり、追加の施術が必要になる場合があります。

このように、熱破壊式レーザー脱毛なら忙しい人でも通いやすく、効果が高いです。よって医療脱毛で髭脱毛を行いたい方は、熱破壊式レーザー脱毛がおすすめです。

エステ脱毛（光脱毛）

エステ脱毛または光脱毛とは、光を照射して毛根を熱破壊することで毛を抜く脱毛方法です。光を照射させたメラニン色素が熱を発生させ、その熱が根元まで伝わり毛根を破壊します。

エステ脱毛は、一度の施術で多くの毛を処理できるため短時間で終わり、痛みも少ないです。また医療脱毛やニードル脱毛よりコストも抑えられます。ただし毛の再生率が高いため、永久脱毛をするには継続的な施術が必要になります。

ニードル脱毛

ニードル脱毛とは、毛穴の1本1本に細い針を刺し電気を流すことで、毛根にダメージを与え、破壊していく方法です。毛穴に針を刺すため痛みが強いといわれています。また、エステ脱毛と比べると処理できる毛の量が少なく、施術時間も長くなります。

しかし、ニードル脱毛にはメリットもあります。ひとつは、毛の再生率が低く永久脱毛が可能なことです。また、毛穴の1本1本に施術を施すため、脱毛する箇所としない箇所を決め、髭を細かくデザインできます。

このように、ニードル脱毛は効果が高いですが痛みが強いです。よって痛みに耐えられる人や、エステ脱毛後の仕上げなどで利用したい人におすすめです。

 

髭脱毛が痛みを感じやすい理由は？

髭脱毛が痛みを感じやすい理由は、主に2つあります。ひとつめは皮膚が他の肌より薄いため、2つめはメラニン色素が密集しているためです。

皮膚が他の肌より薄いため

人体の皮膚の厚さは部位によって異なります。特に髭が生えている口元周りは、他の部位よりも皮膚が薄いです。髭周りなど顔面の皮膚は他の部位よりも露出が多いため、その分外部からの刺激を感じやすいようになっています。

そのため口元周りの皮膚は薄く、髭脱毛によるレーザーや熱の刺激に弱いため、痛みを感じやすくなっています。

 

メラニン色素が密集しているため

メラニン色素とは皮膚や毛髪の色を決定付ける色素で、メラニン色素が多いほど黒い色になります。男性の髭は濃いのでメラニン色素が多く含まれており、また太く深く根付いています。

そして髭脱毛の際は、メラニン色素にレーザーや光線を当てることで発生する熱を利用して毛根を破壊します。そのため、レーザーや光線によって毛根に強い刺激が加わり、痛みを感じることが多いです。

 

髭脱毛の中で特に痛みを感じやすい部分は？

髭脱毛の中で特に痛みを感じやすい部分として、鼻下とあごが挙げられます。これらの部位は、痛みに敏感な人にとっては特に痛みを感じることがあるため、事前に麻酔クリームの使用や痛みの軽減方法を相談することがおすすめです。

 

鼻下

鼻下は口周りの中でも特に皮膚が薄い部位です。また毛穴の密度が高く髭が濃く生えやすいため、メラニン色素が多く存在する箇所でもあります。そのため、髭脱毛の際にはレーザーや光線が強く集中し、痛みを感じやすいとされています。

 

あご

あごも、太くて濃い髭が生えやすい部位です。そのため、毛根に対するレーザーや光線の刺激が強く、痛みを感じやすいとされています。また、あごの下の部分は皮膚が薄く、血管や神経が通っているため、痛みや熱さを感じやすい部位とされています。

 

髭脱毛で痛みを感じやすい人とは？

 

髭脱毛で痛みを感じやすい人として挙げられるのが、髭が濃い人・日焼けをしてしまっている人・肌が乾燥している人などです。

髭脱毛で痛みを感じやすい人として最も考えられるのが、髭が濃い人です。髭脱毛はレーザーや光線を当てることにより、髭に含まれるメラニン色素が発生させる熱を利用し、毛根を焼いて細胞を破壊します。髭が濃い人ほどメラニン色素が多く毛根も太いため、レーザーや光線の刺激を強く受けて痛みを感じやすくなります。

 

また、日焼けをしてしまっている人も髭脱毛で痛みを感じやすくなります。日焼けをしている状態とは、言い換えると肌が紫外線からのダメージを負っている状態といえます。日焼けしている肌は皮膚が敏感になっていて、炎症を起こしやすいです。そのため、脱毛の際に痛みを感じやすくなります。

肌が乾燥している人も、髭脱毛で痛みを感じやすいです。乾燥している肌は、潤いのある健康的な肌と比べてバリア機能が低下しています。そのため、外部からの刺激を受けやすく荒れやすくもあり、施術時に痛みを感じやすいです。

 

髭脱毛の痛みを軽減させる方法

髭脱毛の痛みを軽減させる方法は主に4つあります。

 

髭脱毛の痛みを軽減させる方法

• 麻酔クリームを使用する
• 日焼けを避ける
• 保湿ケアをして肌を潤しておく
• 脱毛前後の飲酒は避ける

 

自分でできる方法から、脱毛時に施術機関にお願いする方法まであります。髭脱毛の痛みを和らげたい方はぜひチェックしておきましょう。

 

麻酔クリームを使用する

麻酔クリームを使用することで、髭脱毛の痛みを軽減できます。麻酔クリームには局所麻酔薬が含まれており、皮膚に塗布することで施術時に感じる痛みを鈍くします。

塗布する時間はクリニックや脱毛サロンによって異なりますが、一般的には30分から1時間程度前の浸透時間が必要です。よって麻酔クリームを使用したい方は、事前にスタッフに相談の上、早めに到着することが必要です。

また、麻酔クリームには副作用がある場合があります。使用前には必ず医師や専門スタッフに相談することが大切です。

 

日焼けを避ける

髭脱毛の際は、事前に日焼けを避けておくことで痛みを軽減できます。日焼けしている場合、皮膚が敏感になっているため脱毛の際に痛みを感じやすくなります。そのため、日焼けに注意する必要があります。

日焼けを避ける代表的な方法として、日焼け止めを塗ることがおすすめです。直射日光を避けるために、帽子や日傘を使用することも有効です。また、外出する際はなるべく日陰を差して歩くこともおすすめです。

 

保湿ケアをして肌を潤しておく

髭脱毛の痛みを軽減するためには、事前に肌をしっかりと保湿することも大切です。肌が乾燥していると脱毛時に刺激を受けやすく、痛みを感じることが多くなります。

保湿ケアの基本は、洗顔後や入浴後に化粧水と乳液をつけることです。化粧水で肌に水分補給をして、乳液で蓋をして潤いを閉じ込めます。付けすぎも付けなさすぎも良くないので、適量を確認し正しい保湿ケアをしましょう。

 

脱毛前後の飲酒は避ける

脱毛前後の飲酒を避けることも、髭脱毛の痛みを軽減する方法として有効です。アルコールには強い利尿作用があり、水分が体の外に排出されやすくなります。そのため、肌が乾燥しやすくバリア機能も低下してしまい、脱毛の痛みを感じやすくなります。

脱毛前後に飲酒をしてよい時間は、脱毛をする12時間前までと脱毛をして12時間後から、といわれています。その理由は、摂取したアルコールが抜けるまでに12時間はかかるためです。ただし、アルコールの分解速度には個人差があるため、お酒が弱い方は12時間以上待つ必要がある場合もあります。

 

万が一施術前にお酒を飲んでしまった場合は、ためらわずにスタッフに相談しましょう。予約変更をしてもらえる場合があります。自己判断で施術を受けてトラブルが発生した場合、対応してもらえないこともあるため注意が必要です。

 

髭脱毛をする際の注意点

髭脱毛をする際の注意点として、電気シェーバーで事前処理を行うこと・当日は入浴しないことなどがあります。髭脱毛の施術効果を高めたり痛みを軽減させたりするために、ぜひチェックしておきましょう。

 

髭脱毛をする際には、事前に処理をお願いされることが多いです。髭は伸びるスピードが速く、表面に残っていると施術時に火傷をしてしまう可能性があるためです。事前処理の際は電気シェーバーを使い、肌を傷つけないように注意して剃りましょう。

事前処理の際に、毛抜きを使って髭を毛根から抜き取るのはおやめください。毛穴の中にムダ毛が残っていないと、熱エネルギーを伝えられなくなり、髭脱毛の意味がなくなってしまいます。また、無理な自己処理は毛根を傷つけるおそれがあります。

 

さらに、髭脱毛後は入浴を控えることをおすすめします。髭脱毛後は肌が繊細になっており、外部からの刺激を受けやすいです。熱や湯気・洗浄剤に含まれる成分・タオルでこする行為などが、肌を傷つける可能性があります。

そのため髭脱毛後は入浴を控え、肌を休めることが重要です。ただし、医療脱毛の場合は、医師の指示に従って入浴が可能な場合があります。事前にクリニックに確認しましょう。

 

髭脱毛は「メディエス銀座クリニック」がおすすめ

髭脱毛の痛みは個人差があり、軽いピリッとした痛みや火傷をしたような熱さを感じることがあります。また施術に使う機械によっても痛みの強さが異なり、痛みが強い方法から順に、ニードル脱毛＞医療脱毛＞エステ脱毛（光脱毛）となります。

髭脱毛で特に痛い部位は鼻下やあごです。痛みを軽減する方法としては、麻酔クリームを塗る・日焼けを避ける・保湿ケアをして肌を潤しておく・脱毛前後の飲酒は避ける、などがあります。

 

痛みが伴うことの多い髭脱毛を行うなら、メディエス銀座クリニックがおすすめです。メディエス銀座クリニックは、永久脱毛ができて施術回数も少ない熱破壊式レーザー脱毛を採用しています。

施術を受けたお客様からは、「丁寧な施術で痛みが少なかった！」「初回施術後1週間でかなりの減毛を実感できた！」などのお声を頂戴しています。痛みが不安な方には、麻酔クリームのご用意もございます。髭脱毛をしたい方は、ぜひメディエス銀座クリニックまでご相談ください。

 

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ライター紹介

看護師S

 

免許取得後、都内総合病院　外科病棟配属

現在までにメディエス銀座クリニックに看護師として勤務

美容皮膚科治療を中心にメンズ脱毛業務を担当

脱毛カウンセリング実績　7,000件以上

脱毛施術件数　15,000件以上

 

現場経験からお客様に有益な情報を発信したいという思いから脱毛コラムを発信

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