効果

くしゃみ、鼻水、痒み、浮腫などの各種アレルギー症状を改善

治療間隔

成人では1週間に1～2回を6回注射し、1クールとします。
これで約1シーズン効果があります。
十分な効果が現れない場合には更にもう1クールの注射をおすすめします。
花粉症注射の場合、症状が出る前に、1クールの注射を終えることが重要です。
一般的な花粉症では、1月中には開始とし、遅くとも2月下旬には1クールが終わるようにしてください。
慢性的なアレルギー症状の場合、3～4か月ごとに1回の注射を定期的に継続することで治療効果を維持することができます。

起こりうる副作用

注射部位に赤み、腫れ、痒み、熱感、内出血がでる場合がありますが、数日で改善するものがほとんどです。
まれにアレルギーを起こす場合があります。
眠気、めまい、頭痛、吐き気といった副作用起こる場合があります。

安全性

ヒト免疫グロブリンは国内献血由来の特定生物由来製品（生物製剤）に分類されます。
製造過程において最高水準の安全対策が行われており、1967年の発売以来、ヒスタグロビンによる感染症の報告がありません。しかし、ヒト血液を原材料としていることによる感染症伝播のリスクを完全に排除することはできないため、献血を控えるようにお願いいたします。

禁忌事項

• 過去にヒスタグロビン注射を打ってアレルギー反応を起こしたことのある方
• 激しいぜんそく発作時の方
• 月経直前および月経中の方
• 妊娠または妊娠している可能性のある方、授乳中の方
• 著しく衰弱している方
• 生ワクチン（麻疹、風疹、おたふくかぜ、水痘）の抗体獲得に対し影響を与える可能性があるため、接種から２週間以上あけてヒスタグロビン注射を行なって下さい。